McLaren Senna GTR

McLAREN SENNA GTR

パフォーマンスの真骨頂が今解き放たれる

アイコンが姿を変えて再び私たちの目の前に姿を現します。公道走行向けに磨き上げられた前例のないサーキット仕様のマシン、McLaren Senna。そのGTRモデルとなるMcLaren Senna GTRが遂にベールを脱ぎます。Sennaと同じ精神を共有しつつ、公道とモータースポーツのルールから解き放たれたSenna GTRは、あらゆる面で極限を発揮します。無駄な要素を徹底的に削ぎ落して強化し、サーキット走行のみを目的とした、まさに獰猛な獣に仕上げられています。GTRの物語の新たな章を紡ぐため、McLaren Senna GTRはFormula 1™ 以外で最速のラップタイムを叩き出すマシンとして開発されました。サーキット界の「エリート」に値するその仕様は、間違いなくドライバーを驚愕させ、彼らの心を躍らせるでしょう。例えばパワーウェイトレシオ。1トンあたり694PSは、サーキット走行を重視したマクラーレンのすべてのマシンを凌ぎます。そしてダウンフォース。McLaren Senna GTRは、最大1,000kgという圧倒的ダウンフォースを実現します。その走りを想像してみてください。まさにそれは、追求された極限、一体感、そしてありのままのサーキットを感じられる体験そのものです

McLaren Senna GTR
現実離れした出力

A 躍動する鼓動。McLaren Senna GTRの圧倒的パフォーマンスを支えるのは、McLaren M840TR 4.0LツインターボチャージャーV8エンジンです。出力825PS、トルク800Nmを誇るこのエンジンは単独でも十分すぎるほどの性能を発揮します。ところが、この内燃機関をサーキット仕様の超軽量マシンに積むことで、想像をはるかに上回る驚愕の出力が可能となりました。言うまでもなく、出力は文句なしですが、サーキット上ですべてのマシンを屈服させるレースカーには、出力以上のものが求められます。このためMcLaren Senna GTRには、モータースポーツからヒントを得た驚愕のハンドリングを実現するサスペンションが採用されています。ドライバーのあらゆるコマンドに完璧に反応する精度とコントロールを併せ持つマシン、それがMcLaren Senna GTRです。

McLaren Senna GTR
中核を担うシャーシへの飽くなきこだわり

カーボンファイバー。それはマクラーレンのすべてのマシンの基本構造を成すものです。もちろんMcLaren Senna GTRも例外ではありません。このマシンもまた、驚くほど強堅かつ軽量なカーボンファイバー製「タブ」、すなわち驚愕の性能、ピンポイントを突く正確なハンドリング、快適な乗り心地、これらのすべてを実現する理想的なプラットフォームをベースに組み立てられています。ただし、このマシンの開発にあたり、マクラーレンは、レースで勝つことを重視し、この基本構造をさらに磨き上げ、サーキット上で想定される過酷な状況を考慮し改良を加えました。そしてMcLaren Senna GTRには、試行錯誤の末誕生した、間違いなくマクラーレンのシャーシ設計の頂点を極める、モノケージIII-Rが採用されています。さらに、国際自動車連盟(FIA)公認の6点式ハーネスが標準装備されているため、Senna GTRはすぐにレースに挑めるマシンでもあります。

McLaren Senna GTR
自然の力

法律で認められないほど鮮烈な印象を残す体験。例え認められたとしても、公道では絶対に許されない体験。それほどまでに凄まじい体験をもたらすMcLaren Senna GTRは、間違いなくサーキットで脚光を浴びる運命にある100%サーキット走行重視のマシンです。事実、サーキット走行への執拗なこだわりは、劇的に大きくなったフロントスプリッターやダイブプレーンから、リアディフューザーや組み込まれたリアウィングのエンドプレートまで、あらゆるカーボンファイバー製パーツの表面や形状に現れています。これらの特徴的な変更すべてが、McLaren Sennaをも上回る驚異的なエアロダイナミクスパフォーマンスとダウンフォースに貢献しています。つまり、このマシンはドライバーの魂を揺さぶり恍惚とさせる体験をもたらします。さらに高い水準へと引き上げられた高速走行時の安定性とグリップは圧巻で、ドライバーは絶対的自信を持ってその体験に没頭できるでしょう。

McLaren Senna GTR
新たな通念を作る

ルールがあるならば、そのすべてを書き換えるマシン。McLaren Senna GTRを「常識を覆すマシン」のするのは、前代未聞の最先端エアロダイナミクスです。このマシンにはFormula 1™ で初めて開発された画期的な技術が採用されています。エアブレーキとしても機能し、ドラッグリダクションシステム(DRS)が装備されたGTRのアクティブリアウイングはその最たるものです。フロントエアロブレードと連携して機能するリアウィングは、高速走行時にドラッグを軽減するため、もしくはブレーキ時にダウンフォースを向上するために自動回転します。リアウィングには、重量移動を最適化し、エアフローを利用して、これらを可能な限り最善の方法で使用することが求められているのです。そしてこれが、McLaren Senna GTRに秘められたパフォーマンスのポテンシャルがこれほどまでに圧倒的でありながら、そのポテンシャルを引き出しやすい理由のひとつです。

McLaren Senna GTR
ドライバーの味方

すべてのディテールがありのままのドライビング体験を実現するために設計されています。まさにMcLaren Senna GTRはすべてが集約された、アグレッシブで無垢なマシンです。ただしこのマシンは常にドライバーの味方です。事実、このマシンにはドライバーを重視した多くのレーシング技術が装備されています。例えば衝突回避のためのレーダーシステム。トップクラスの耐久レースで使用されているものと同じこのシステムは、サーキットでも大きなメリットとなります。レースヘルメットを着用することで、ドライバーの周辺視野が狭まるため、このシステムはマシン周りの他の車両の位置や他の車両との距離に関する重要な情報をリアルタイムでドライバーに提供します。また、マシンの左右を車両が通過する際にはアラートを通知します。レース仕様のステアリングホイールとレースドライバーディスプレイにより、ドライバーを運転に集中させ、操作性を向上するため、必要不可欠なベーシックな機能がすべて、あるべき場所―ドライバーがすぐにアクセスでき、一目で認識できる場所―に収められています。さらにドライバーとしてドライビングスキルを磨き、ラップタイムをさらに短縮するために役立つ技術も採用されています。VBOX HDによって、マシンのセンサーからの情報が記録され、ラップのビデオ映像が録画されるため、ドライビング後、情報を入念に確認し、技術を磨くことが可能となります。

McLaren Senna GTR
全身でマシンの意思を感じる

意思疎通ができるこのマシンからドライバーは、あらゆる感覚で豊かなフィードバックを感じることができるでしょう。また、ピット指示用の無線通信機とインターコムが搭載されているため、ピットのスタッフと簡単にコミュニケーションを取り、スタッフはマシンがピットに戻ってくる前に必要な点検の準備を整えておくことができます。さらにこのシステム経由で、ナビゲーター(コドラ)やレースコーチとサーキット上でコミュニケーションを取ることもできます。情報はパワーになり、マシンに注がれます。そしてMcLaren Senna GTRに搭載されたFIA公認レーシングシートは、その圧倒的パワーを体感するのにふさわしいシートです。この超軽量カーボンファイバー製シートは、コーナリングやブレーキ時に全身にかかる強烈なG(重力加速度)に備えドライバーをサポートします。

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