650S Spider
McLaren 650S は世界で最も多機能なスーパーカーです。RHT(Retractable Hard Top)を備えた650S Spider は、650S の驚異的なダイナミクスを実現しつつ、ドライブの楽しみにまったく新しい喜びを持ち込んだ、さらに一歩進んだモデルです。
重量
McLaren 650S Spider のルーフを下げる時間はわずか 17 秒。また軽量へのマクラーレン の執念のエンジニアをしても、目標重量の 50 kg を下回る 40 kg という軽量化を達成するには 6 か月間という期間が必要でした。 この数値を達成したことによって、ルーフの開閉・収納に必要なメカニズムが650S Spider の重心に与える影響は非常に小さくなり、650S Coupe 同様にコーナーを切り裂くドライビングを実感できるようになりました。
空気抵抗
McLaren 650S Spider は、204 mph という驚異的な最高速を誇ります。これは650S Coupe よりもわずか 3 mph 低いだけです。 さらに驚くべきことに、650S Spider はルーフを下ろしたときの抵抗増加をわずか 3 % に抑えています。マクラーレンの執念のエンジニアがこれを実現したのです。
スピード
天候の変化は予測できません。だからといって、日光を楽しむため、または車内が雨にぬれないようにするために、毎回停車したいと思う人はいないでしょう。 McLaren 650S Spider のルーフは、ボタンを押すだけで、17 秒以内に昇降できます。また、これは 最高 30 km/h(19 mph)までの走行中に操作できます。 これで、問題は解決です。
デザイン
エンジンはスーパーカーの心臓部であり、魂でもあります。しかし、RHT(Retractable Hard Top)を装備するとエンジンが見えなくなることがよくあります。 McLaren 650S Spider のトノカバーは、この問題をクリアするデザインとなっています。 ルーフが開いていても閉じていても、車へと歩み寄るたびに、V8 ツインターボ・エンジンを視界に入れることができます。 ルーフを上げると、52 リットルのラゲッジスペースが追加されるため、汎用性がさらに高まります。
ゴージャスなエクステリアが注目されがちですが、McLaren 650S Spiderの息を呑むようなボディラインが生み出すのカーブには、何百時間もの高度な計算による流体力学の検討、何週間にもわたる風洞実験、そして完璧さへのこだわりが必要でした。こうした結果から得られた美しいボディが、たまたまラップタイムを縮めるために適していたのです。 McLaren 650S Spiderのすべての曲線、すべてのライン、すべてのインテークが 1 ミリ単位で磨きぬかれ、エアロダイナミックパフォーマンスの改善に寄与しています。
低く下げられたフロントがボディの下の空気の流れを加速し、トラクションとコーナリングパフォーマンスを最大化するダウンフォースを生みます。これにより、安心して限界に挑むことができます。
プロアクティブ・シャシー・コントロール(PCC)は、市街地でのしなやかなサスペンションから、究極の高揚感を得るためのレーストラックでのロールのないコーナリングまで、どちらの用途にも最高の成果をお届けします。 PCC (Proactive Chassis Control)は、この 50 年でスポーツカーのサスペンション・デザインを最も先進的に捉え直したものです。ダイナミックなハンドリングと快適な乗心地という相反する目標に対処し、双方に新しい基準を定義しています。
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